8章 もっとifを使う
前回は、「if」を学びました。ただし扱ったのは、文字列だけでしたね。
今回も引き続き、多くのことを学びます。プログラムの幅がもっとぐぐっと広がりますよ。
では、数字をつかって「if」を見ていきましょう。
変数に入っている内容が100のとき、「おめでとう100番です」と表示してみましょう。
use strict; my $x = 100; if( $x == 100 ){ print 'おめでとう100番です'; }
こんな風に数字が、「等しい」を表すには、「==」とイコールを2つ書きます。これもやはり真ん中に置く演算子です。
さて、ここで100以外のときには、「残念100番ではありません」と表示したいとします。
そんなときは、「else」の出番です!これは、数字を扱うときだけではなく文字列を扱う場合でも使えますよ。
ifの( )の中身が思っているものと違うときには「else」の方が処理されます。
こんな感じです。
今回は、「判断」という言葉を用いず、「条件」という言葉に変えてみました。実は、プログラムの世界では、「条件」という言葉がよく使われます。 $x == 100 は、 「$xが100に等しいとき条件が成り立つ」 という言い方をします。また、「$xが100でないとき条件が成り立たない」という言い方をします。
またまた、うそっこプログラムで、イメージをつかんでください。
if ( おなかがすいた ){ ごはんをお持ちしました。 }else{ 肩をおもみします。 }
if ( 蛍光灯のスイッチON ){ 蛍光灯の明かりがつく }else{ 蛍光灯を押したら明るくなりますよ〜 と知らせる }
if ( 弾が機体にあたる ){ 機体爆発 } else { スコアをUPする }
では、雰囲気をつかんだところで、本当のプログラムを見てみましょう。
use strict; my $x = 99; if( $x == 100 ){ print 'おめでとう100番です'; }else{ print '残念100番ではありません'; }
$xに入れる内容をいろいろ変えたり「条件」の内容をいろいろ変えたりして試してみてください。
今回は、「数字の扱い方」と「条件」という言葉、さらに「else」の3つを学びました。
頑張ってモノにしていってください。